コンタクトレンズの処方箋とは

今思うと不思議なのですが,これまで一度もコンタクトレンズのネット購入を考えたことがありませんでした。
たぶん,中学生から10年以上ソフトコンタクトを使っていて,メガネ屋で眼科(もどき)の診察を受けていたせいでそれが当たり前だと思っていたためでしょう。思い込みとは怖いものです。

なぜ突然こんなことにいまさら気が付いたかと言いますと,最近はスポーツも本格的にしなくなったし,PCを見続けることが多いため,以前から気になっていたハードコンタクトレンズについてネットで調べていて,たまたま見かけたネット通販での価格の低さに驚いたからです。

最初は,「処方箋もなしに大丈夫かよ。」と思いましたが,実は法律ではコンタクトレンズの処方箋は必要ないとか。
確かにメガネ屋に隣接する眼科もどきの診察はとてもいい加減で,1円も払いたくないと思っていました。(だってあんな診察なら俺でもやれる!)考えれば,あの程度の診察でしっかりした処方箋などあるわけがない。特に使い捨てコンタクトレンズはある程度BCなどが決まっているし,正確に知る必要もない。
眼科からすれば,コンタクトの処方箋らしきものを出す以上責任を持つ必要があり(特に法律で曖昧だから),提携店でしか売りたくないという本音もあるかもしれない。

が,定期的にコンタクトレンズとは別に検査を受けている人間からすれば,二度手間であり二重出費です。(ここらへん,医療クラウドや医療DBが整い,医療機関が同じデータを共有できればもっとスピーディーに診察が終わるのではないだろうか?)

ちょっと調べたら,2weekのソフトコンタクトは1箱1,000円以上安くて…10年で8万くらい損した(実際にはそんなことはないけど。ネット通販が普及したのはつい最近だし。)

ネット通販の価格破壊はいたるところで起りますね。そして既存のビジネスモデルはどんどん追い込まれますね。