ブラック企業?

アルバイトしていた本屋もようやく一区切りつけて、神保町でのアルバイトだけにシフトできます。

そこで本屋のアルバイト募集ページに、6ヶ月以上働いた場合は有給休暇あり、と書いてあったので申請しようとしたら、勤務日数の関係から取得できないといわれました。

以前、某大手レンタルビデオ企業の書店部門でも8ヶ月ほどアルバイトしていましたが、そこでは6日の有給休暇をもらえました。勤務日数に差はないです。

ウェブページに有給休暇ありと明記しているにもかかわらず、実際には支給せず、さらにその具体的な基準等を聞いても回答なしです。

昨年度の営業収支は黒字で、利益率は向上したという情報がインターネットに公開されていましたが、所詮こういうことを積み重ねた結果ですよね。(超大手総合電機メーカーなどの黒字回復も、結局似たようなことで、これをブラックといわないのはおかしいですよね。)

社員の残業代も当然支払われていないようですし(これは某大手レンタルビデオ企業もそうでしたが)、こういうのをブラックというんでしょう。

さらにブラックな企業は優秀な人材もいないのか、本の配置を大きく変化させた前後での売り上げ分析もまともにできていませんでした。詳細は省きますが、文庫本の並べ方をガラッと変えた結果、昨年の同時期よりも、売上高だか冊数で1,2%増えたということを言っていました。

しかしその1,2%が本当に有意な差なのか。冊数ベースで、1ヶ月あたり8,000から9,000冊売れていたのですが、それが昨年より80冊程度増えていただけでした。

それは検定をかけずとも、誤差だろう・・・。リーマンショック直後の不安定な状況と、やや安定感も取り戻しつつある状況を考えれば、むしろ伸びが悪いとすら考えられるのでは?いや、巣籠傾向を考慮すれば逆か?

そこで(なのかは知りませんが)、お客に対して、アンケートをとって潜在的な要求はどうなのか把握しようとしていましたが、そのアンケートの中身も大丈夫なのかと心配しました。

かつて本屋は潰れないと言われていたそうですね。

その怠慢を思い知ればいいんですよ。