電子書籍について色々調べてみましたが

私、現在修士一年であり、博士課程に進学する予定はありませんので、就職活動を徐々に開始しております。

このブログでも自分の考えをまとめるつもりで色々電子書籍について書いていましたが、実際に電子書籍の市場がどの程度のものかをきちんと調べていませんでした。

昨日、ずいぶん前に読もうと保存しておいた日経から出ていた電子書籍の特集記事を読みましたが、この市場はAmazonソニーによって成功のための条件がはっきりしたためこれからかなり大きくなるとみな予測している市場みたいですね。

2014年には電子書籍端末の出荷台数がアメリカだけで、ネットブックを上回る3,000万台という予測までたっており、すでに標準フォーマットの規定も徐々に進んでいるようです。

International Publishing Forum(IPDF)のEPUBというファイル形式はソニーのREADERも対応させることが発表され、勢いがついています。

Open Publication Distribution System(OPDS)のAtom Syndication FormatもInternet Archive社やAdobe社が支援をしている電子書籍用カタログフォーマットとして存在しているようで。



Amazonソニーが現在目立っている電子書籍ですが、実にたくさんの企業が電子ペーパーと端末を開発していたことをはじめて知り、勉強不足を痛感しました。

Googleはすでに電子書籍事業へ参加しだし、Appleもおそらく独自にサービスを開始するだろうとの業界予測がたち、成長著しいサムスンも参入してきています。

日本ではシャープの電子辞書の進化系としての電子書籍富士通のカラー電子ペーパー搭載の端末などがあります。NECはすでに1993年にFDによる電子書籍端末を発表していたのはびっくりしました。

他、オランダ、アメリカ、台湾、フランス、中国、韓国、イギリスと世界各国ですでに試作品含め実際に形にまでしています。

これはこれからが本当に楽しそうな領域で、ぜひとも自分のライフワークにしたいとの気持ちを新たにしました。

面白いことは絶対やりたいし、それで偉くなりたい。

本もスマートに読みたいから、電子書籍端末欲しいし。

今無いもので、しかも自分が欲しいものを作っていける環境に関われるのは最高だと思います。

修論も大変だけど、こっちもしっかりやる。