電子書籍はいつ日常になじむのか

電子書籍に関する議論が日に日に世間の話題にのぼるようになってきましたね。

しっかりまとめて書きたいのですが、へたくそで。とにかく言いたいことは、

やっぱりコンテンツホルダーが強いビジネスモデルになってしまうんですね。でもそうやってこれまで築き上げた日本の出版流通文化をつぶしてしまうんですか?そんな個人プレーじゃ絶対うまくいかないって、一大学院生は思います。

ってことです。

先日ある縁から、sonyLIBRIe、Reader各種、AmazonKindle各種を一度に見せていただくことが出来ました。搭載している電子ペーパーの製造に関わっている方に見せていただいたのに、大変失礼ですが、こんなんじゃ読む気はしません。

だって、解像度というか、文字がなんだかぼやけて見えるし。書き込めないし。端末重いし。操作し辛いし。

出版業界には、デバイスのレベルは十分に実用に達している、という見方があるみたいですが、確かに論文を読むとか必要に駆られたコンテンツを読むならそれでもいいかもしれません。

しかし本に楽しみを求めている人も多いし、そもそもその実用レベルって、「目が疲れない」で「字が読みやすい」ってことだけを指しているように感じます。

それで出版社やメーカーがこぞって電子出版に乗り出す、しかもこれまで本を売ってきた書店を介さずに。

成功するわけないじゃん!!!!

今のように不況なうえに、関連企業の財務体質もよくない出版業界が電子書籍に焦って手を出して失敗したら・・・

ホントに日本の出版文化は消えるんじゃないですか?(笑)