スペインに行ってきた⑤

スペイン人の食事はかなり日本とは変わっていて、まず食べる回数と量が異なります。

朝はドーナッツとかの菓子パンやトーストとコーヒーだけというのが普通らしく、それが朝の7時とか?にあります。僕らは主要都市を巡るやることいっぱいのツアーだったので、朝食が遅くて7時から、早くて6時半とかでした。スペインはサマータイム中であったことも関係していると思いますが、陽が昇るのは8時前とかなので真っ暗な中朝ごはんなわけです。これには驚きます。

そして昼食を一番多く、一時間くらいかけて食べるそうですが、それが午後2時になります(僕らはだいたいちょっと早めにとってましたが)。一番多い量と言っている割に、え?っていう量なのがまた驚き。朝食はホテルでバイキングだから、やたらたくさん自由に食べられる点で、昼があまり多く感じないというのはありますが・・・。それにしても前菜またはスープ、パン、メイン、デザートというのは日本人の感覚からして少ない・・・。

そして夕食ですが、これまた少ないですね。午後8時くらいにとります。やっと陽が沈んだくらい。まあ、僕らはかなり日本人用ということで多めなのかとは思いましたが、常に炭水化物はパン1切れ。これは結構堪えました。どんぶり食いたいって切実に思いました(帰国して弟からうつされた風邪が本格化してだるいにも関わらず、一番最初に天丼をがっつきました)。

最後に夜食が残っていて、まあまたクッキーとコーヒーみたいなもんを夜10時に食べるらしいです。僕らは日本人だから食べませんでしたが。疲れてるし。場合によっては夜中までバルで飲んだり食べたりみたいですが。

と言う感じで、食べたものについては次回に書くとして、まずスタイルから書いてみました。お分かり?のように、スペイン人は模範的な食生活をすると相当な少食っぷりをしています。いかに日本人が豊かに(単に量が多いだけかもしれませんが)食事をしているかが身にしみたような気がします。スペインは食料自給率100%を越えています。日本は40%もありません。

にも関わらず食べている量は逆ですからね。

いやあ・・・色々考えますね。

あ、あと思ったのは、野菜全然取らないのね、彼ら。一日350g取りましょうって一体なんなんだろね。別に死なないし。説得力が一気になくなりましたね、あれは。